12月15日ピレモンの手紙『キリスト者のこころ』
2010年 12月 13日
【1:9 むしろ愛によって、あなたにお願いしたいと思います。年老いて、今はまたキリスト・イエスの囚人となっている私パウロが、1:10 獄中で生んだわが子オネシモのことを、あなたにお願いしたいのです。1:11 彼は、前にはあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても、役に立つ者となっています。1:12 そのオネシモを、あなたのもとに送り返します。彼は私の心そのものです。1:13 私は、彼を私のところにとどめておき、福音のために獄中にいる間、あなたに代わって私のために仕えてもらいたいとも考えましたが、1:14 あなたの同意なしには何一つすまいと思いました。それは、あなたがしてくれる親切は強制されてではなく、自発的でなければいけないからです。】
①この手紙は、パウロの最も個人的な手紙です。パウロが、主人の元から逃亡したオネシモに対し、主人ピレモンに「彼を受け入れてやって欲しい」と依頼した内容です。
②そしてパウロは、ピレモンに「負債があるならば私が払います」とも書きました。
・・・キリスト者は命令でも強制でもなく、「愛を動機として」行動すべきであると、パウロは考え、この手紙を書いたのです。③「そう言いながら強制している」・・・と考えるのはうがった考え方です。それはパウロの真の思いを理解していません。
・・・キリスト者は自由です。何に対しても束縛されていません。
しかし「愛するあまりに」私たちは不自由や痛みを「自らの意思」で選択することがあるのです。
これはイエス様の「十字架の心」であると受け止めます。

純粋なものは素直に受け取りましょう。
私たちは「愛し愛されるよう」に造られているのです。
YCCFuji
by happiness-eachday | 2010-12-13 23:46 | 2010年12月 | Trackback